直線上に配置

古畑奈和最終日のマクロ化端末利用状況

古畑の最終日は21:00時点で上西におよそ600万もの差をつけていて、SKEヲタの多くもほぼ勝利を確信している状況だった。しかし21:30頃には上西の追い上げが急激な状況がわかり、多くのSKEヲタがその対応を始めていた。


   古畑奈和    高柳明音
日時 増分 変動   増分 変動
2015/5/3 21:00 47,687     13,614  
2015/5/3 21:05 46,650 -1,037   13,767 153
2015/5/3 21:10 52,277 5,627   16,621 2,854
2015/5/3 21:15 49,533 -2,744   15,609 -1,012
2015/5/3 21:20 48,450 -1,083   15,517 -92
2015/5/3 21:25 57,894 9,444   14,993 -524
2015/5/3 21:30 67,790 9,896   16,932 1,939
2015/5/3 21:35 66,670 -1,120   21,440 4,508
2015/5/3 21:40 78,681 12,011   20,349 -1,091
2015/5/3 21:45 89,827 11,146   18,220 -2,129
2015/5/3 21:50 112,156 22,329   14,904 -3,316
2015/5/3 21:55 145,181 33,025   14,239 -665
2015/5/3 22:00 169,947 24,766   11,689 -2,550
2015/5/3 22:05 180,059 10,112   8,519 -3,170
2015/5/3 22:10 189,796 9,737   8,562 43
2015/5/3 22:15 199,775 9,979   7,968 -594
2015/5/3 22:20 224,014 24,239   8,009 41
2015/5/3 22:25 238,707 14,693   6,999 -1,010
2015/5/3 22:30 261,179 22,472   7,096 97
2015/5/3 22:35 256,659 -4,520   6,860 -236
2015/5/3 22:40 288,610 31,951   6,111 -749
2015/5/3 22:45 316,149 27,539   4,150 -1,961
2015/5/3 22:50 316,945 796   5,989 1,839
2015/5/3 22:55 335,055 18,110   6,296 307
2015/5/3 23:00 373,990 38,935   5,759 -537
2015/5/3 23:05 371,277 -2,713   4,841 -918
2015/5/3 23:10 389,006 17,729   3,668 -1,173
2015/5/3 23:15 380,699 -8,307   2,796 -872
2015/5/3 23:20 374,736 -5,963   2,569 -227
2015/5/3 23:25 385,643 10,907   2,183 -386
2015/5/3 23:30 402,055 16,412   2,162 -21
2015/5/3 23:35 394,811 -7,244   1,547 -615
2015/5/3 23:40 381,920 -12,891   1,511 -36
2015/5/3 23:45 363,787 -18,133   1,692 181
2015/5/3 23:50 388,555 24,768   1,579 -113
2015/5/3 23:55 370,814 -17,741      
2015/5/4 0:00 276,198 -94,616      
 左記の表は5月3日の21:00以降の増分値と変動値の推移を表わしている。古畑のデータは同時にウォッチバトルを行っていた高柳の動きと密接に関係していたので、比較のため高柳のデータも表示しておく。

古畑のデータ推移を見ると21:25までは変動値はプラスマイナスを入れ替えながら変動していたが、21:40からはプラスの値が連続している。それに対し高柳の変動値は21:40以降マイナスの値が続いている。これは高柳の平均値と標準偏差の推移の章でも説明して置いたが、高柳は21:29に10分間の集中タイムを実施しており、その時点で上西が急激な追い上げを始め、古畑を猛追していることがわかったので、多くのSKEの箱推しヲタは高柳の集中タイム終了後にすぐさま古畑のウォッチ活動に参加していることがわかる。21:40以降の古畑と高柳の変動値の推移が対照的な点からSKEヲタの即時対応能力の高さがわかる。

その結果、古畑の変動は22:35を除き23:00までの間全てプラスで推移している。これは非常にまれなことで通常のウォッチ活動ではあり得ない。変動がプラスで推移しているということは、直前の増分値より必ず多くのウォッチ活動が行われていることを示している。直前の増分値と一緒という場合でも5分前と全く変わらない状況でウォッチ活動が続けられている事を意味している。つまり、普通の人間の行動だったら、長時間の単純作業を継続していたらイヤになって途中で辞めたり休憩したりすることもあるはずだが、同じ増分値で推移するということはそうした変化がなく、30分も40分も継続してウォッチ活動が続けられていたことになる。人が普通に単純行動をそんなに長時間継続することは通常あり得ない。言い換えればウォッチ数が同じ値で推移させる場合でも簡単ではないので、実際の変動がプラスになっていたとしたら、それは単にその変動分だけウォッチする人が増えたということではなく、新たに増えたのは変動分以上の追加があった事が容易に想像できる。

古畑の変動は21:40以降、常に増分値が増加傾向で推移していたわけだが、その変動値の値自体もそれ以前の時間帯に比べ大幅に増えている。つまり上西の追い上げに対抗しようと多くのSKEヲタが短時間で集まってきたものと考えられる。急激な追い上げにできる限り対抗すること目的にしているのだから、実際の変動値には手動によるものもあれば、一人で複数台用意できる者がマクロ化端末を追加した状況が含まれていたと考えられる。

そこで増分の変動値に関して、その値にマクロ化端末によるウォッチ数が一定の割合で含まれていたと仮定すると、その残りが手動でウォッチしていた分と想定できる。そのマクロ化端末分を除いた部分は手動ウォッチによる増加分の値と考えられる。その平均値と標準偏差を計算すれば、人による生理現象の観点から考えれば、標準偏差比率は一定の割合以上にならないとおかしい。このような観点から実際の古畑のデータ推移からマクロ化端末ウォッチ数、手動分ウォッチ数、その平均値と標準偏差を検討してみることとする。

マクロ化端末ウォッチ数に関しては、急激なウォッチ数の増加が発生する以前の19:05〜20:00の増分値の変動から、マクロ化端末ウォッチ数の割合を検討してみる。19:05〜20:00の増分値の平均値は26,197、標準偏差は2,071となっており、標準偏差比率は7.91%でマクロ化端末がかなり高い割合で稼働していたことが推察される。この時間帯の古畑のところで手動ウォッチしていた端末の標準偏差比率が16%と仮定すると平均値は12,944でなければならず、実際の平均値との差分:13,253がマクロ化端末でウォッチしていたものと考えられる。つまり、約50%ぐらいがほとんど値のバラツキのないマクロ化端末でウォッチしていたものと想定される。

ということは上西に対抗して急激なウォッチ数の増加が発生している時間帯でも、そのウォッチ数のうち少なくとも50%ぐらいはマクロ化端末でウォッチしていたと考えられる。さらに言えば変動値が20,000とか30,000とかの高い値になればなるほど、マクロ化端末の比率はそれ以上に高くなっていると考えられる。なぜなら、そんなに急激に短時間で大勢の人間が集まりその増加が連続して起きることは考えにくいからである。変動値が急激に増えるときには一人で複数の端末を稼働させるとか、急激に値が上昇させるための理由が必ずあるはずで、普通の人が複数台で同時にウォッチ活動を行うには、マクロ化端末の設定をして自動的にウォッチさせる方法以外には考えられない。

そこで、急激に増分値が上昇した21:40以降、変動値が30,000を超えていたらそのうちの66%、変動値が20,000を超えて30,000以下ならそのうちの50%、変動値が20,000未満ならそのうちの40%、変動が1,000以下だったら0%というふうにマクロ化端末による稼働割合を仮定し、それに基づいてデータ推移を確認してみる。
 時刻 21:40 21:45 21:50 21:55 22:00 22:05 22:10 22:15 22:20 22:25 22:30 22:35 22:40 22:45 22:50 22:55 23:00   累積合計
 実変動  12,011  11,146  22,329  33,025  24,766  10,112  9,737  9,979  24,239  14,693  22,472  -4,520  31,951  27,539 796 18,110 38,935    









  
   
4,804                                   4,804
4,804 4,458                                 9,263
4,804 4,458 11,165                               20,427
4,804 4,458 11,165 21,797                             42,224
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383                           54,607
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045                         58,652
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895                       62,546
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992                     66,538
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120                   78,658
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877                 84,535
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877 11,236               95,771
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877 11,236 0             95,771
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877 11,236 0 21,088           116,858
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877 11,236 0 21,088 13,770         130,628
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877 11,236 0 21,088 13,770 0       130,628
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877 11,236 0 21,088 13,770 0 7,244     137,872
4,804 4,458 11,165 21,797 12,383 4,045 3,895 3,992 12,120 5,877 11,236 0 21,088 13,770 0 7,244 25,697   163,569
  
上の表は各時間帯における変動値から先に挙げた基準を元にしてマクロ化端末による増分ウォッチ数を計算したものである。  なお、マクロ化端末による変動値が20,000を超えている時間は黄緑色に塗ってある。
各時間帯によるデータの推移から考えて、上西の追い上げに対抗するため、急激な増分値の上昇が続いていたのは21:40〜23:00の間だと考えられる。そこで先に挙げた計算ルールに基づき21:40からの変動値から、マクロ化端末利用による5分間毎の増加量を計算し、その累積を取ってみた。各時間帯に発生したマクロ化端末はその時間以降継続的に稼働していたと考え、その変動値を累積すると23:00の時点では、実際の増分値:373,990/5分のうちマクロ化端末によって163,569/5分のウォッチが実現していたものと仮定される。
古畑奈和
時刻 増分 マクロW数 手動W数 手動変動分
19:00 26,778 0 26,778
19:05 23,161 0 23,161 -3,617
19:10 25,408 0 25,408 2,247
19:15 25,412 0 25,412 4
19:20 25,409 0 25,409 -3
19:25 24,169 0 24,169 -1,240
19:30 26,735 0 26,735 2,566
19:35 24,504 0 24,504 -2,231
19:40 26,877 0 26,877 2,373
19:45 26,233 0 26,233 -644
19:50 26,799 0 26,799 566
19:55 28,924 0 28,924 2,125
20:00 30,735 0 30,735 1,811
20:05 32,192 0 32,192 1,457
20:10 29,678 0 29,678 -2,514
20:15 33,017 0 33,017 3,339
20:20 32,589 0 32,589 -428
20:25 30,031 0 30,031 -2,558
20:30 32,076 0 32,076 2,045
20:35 37,130 0 37,130 5,054
20:40 40,351 0 40,351 3,221
20:45 42,143 0 42,143 1,792
20:50 43,032 0 43,032 889
20:55 43,996 0 43,996 964
21:00 47,687 0 47,687 3,691
21:05 46,650 0 46,650 -1,037
21:10 52,277 0 52,277 5,627
21:15 49,533 0 49,533 -2,744
21:20 48,450 0 48,450 -1,083
21:25 57,894 0 57,894 9,444
21:30 67,790 0 67,790 9,896
21:35 66,670 0 66,670 -1,120
21:40 78,681 4,804 73,877 7,207
21:45 89,827 9,263 80,564 6,688
21:50 112,156 20,427 91,729 11,165
21:55 145,181 42,224 102,957 11,229
22:00 169,947 54,607 115,340 12,383
22:05 180,059 58,652 121,407 6,067
22:10 189,796 62,546 127,250 5,842
22:15 199,775 66,538 133,237 5,987
22:20 224,014 78,658 145,357 12,120
22:25 238,707 84,535 154,172 8,816
22:30 261,179 95,771 165,408 11,236
22:35 256,659 95,771 160,888 -4,520
22:40 288,610 116,858 171,752 10,863
22:45 316,149 130,628 185,521 13,770
22:50 316,945 130,628 186,317 796
22:55 335,055 137,872 197,183 10,866
23:00 373,990 163,569 210,421 13,238
23:05 371,277 163,569 207,708 -2,713
23:10 389,006 163,569 225,437 17,729
23:15 380,699 163,569 217,130 -8,307
23:20 374,736 163,569 211,167 -5,963
23:25 385,643 163,569 222,074 10,907
23:30 402,055 163,569 238,486 16,412
23:35 394,811 163,569 231,242 -7,244
23:40 381,920 163,569 218,351 -12,891
23:45 363,787 163,569 200,218 -18,133
23:50 388,555 163,569 224,986 24,768
23:55 370,814 163,569 207,245 -17,741
0:00 276,198 163,569 112,629 -94,616
         
    最大値  238,486  
         
 上記仮定に基づいて実際の増分値をマクロ化端末によるウォッチ数(マクロW数)と手動によるウォッチ数(手動W数)に分けてみた。ここでの手動W数はあくまでも21:40以降の上西による急激な追い上げが始まってから発生した、マクロ化端末による加算がないウォッチ数として定義したもので、実際の増分値の中にマクロ化端末によるウォッチ活動が一切ないという意味ではない。またデータの妥当性を検討するために手動W数に関しての変動も計算しておく。

この計算結果を基にして左記の表を作成した。23:00以降の変動分に関しては大幅な増加が長時間連続して発生していない点を考慮して、マクロ化端末による急激な増加はなかったと仮定する。マクロ化端末の増加は、あくまで上西による急激な追い上げに対抗するべく、SKEヲタ達ができる限りの対抗策をとったという考え方を基本とした。

データの推移を見るとマクロ化端末を除いたとしても、21:40〜23:00の増分値の変化はかなり大きなものになっている。しかし、最大の変動でも22:45の13,770となっており、1台の端末でできる最大値を200/5分と考えると、5分間でおよそ69人の参加があったということになる。古畑が上西に追い上げられ逆転されてしまうかもという終盤の時間帯という点と、SKEヲタの総数から考えたら終盤にそのくらいの参加者の増加があったとしても決して不思議なことではないだろう。
 
5月3日(予想手動ウォッチデータ)   
時間帯 平均値 標準偏差 比率
19:05〜20:00 26,197 2,071 7.91%
20:05〜21:00 36,994 6,195 16.75%
       
21:05〜22:00 71,144 22,624 31.80%
22:05〜23:00 163,243 28,344 17.36%
23:05〜24:00 209,723 32,449 15.47%
 上記の表は手動W数の1時間毎の平均値と標準偏差を計算したものである。基本的に21:00まではマクロ化端末による急激なウォッチ数の増加は見られなかった時間帯で、21:00以降の時間帯にマクロ化急激な増加は発生したと仮定して、手動W数はその分を差し引いたものとしている。

標準偏差比率を見ると、実態としては19時台は標準偏差比率は10%を切っており、この時間帯にもマクロ化端末がかなりの割合で稼働していたものと考えられる。しかし20時台になると多くの参加者が集まってきたのか、データのバラツキが大きくなり標準偏差比率が高くなっている。そして21時台になると上西の急激な追い上げに対抗すべく、多くのSKEヲタが短時間で終結してきたためか、増分値が急上昇したことによりデータのバラツキが大きくなった結果、標準偏差比率は直前の1時間に比べおよそ2倍になっている。

しかし、22時台になると手動W数の変動は落ち着きを見せ始め、他の時間帯の標準偏差比率と大きな違いは見られない。23時台になると変動値にもマイナスの値が頻繁に見られるようになってきた。変動にマイナスの値が発生するのは直前5分間よりウォッチ数が減っていることを表わしているので、その前の1時間で急激に追い上げてきた分の疲れが出たのかもしれない。また、それ以外の要因も考えられるが、基本的に23時台の標準偏差比率は15%を超える数字になっており、20時台の一定の手動ウォッチによる参加者が増えてきた時間帯と同程度の標準偏差比率になっている。仮定を前提とした手動W数のデータ変動であったとしても、この手動W数にはマクロ化端末の利用がとりわけ多く含まれている状況ではないことがわかる。

以上の結果から考えてもこの仮定を元にしたマクロW数、そこからはじき出される手動W数、そこから導き出される平均値、標準偏差は、手動でのウォッチ数が一定以上含まれる時間帯では15%以上の標準偏差比率になるという、各メンバーのデータ推移状況から見ても矛盾しない数字になっている。また、この仮定から算出された手動W数の最大値は238,486/5分となっており、この点をSKE:グループ最大増分値予測の章で算出された最大増分値:251,843/5分と比較しても最大増分値を超えておらず、矛盾しない結果となっている。

さらに高柳の最終日(5/8 18:00〜24:00)の増分値推移を見ると、終了前30分間の間に190,000/5分程度から350,000/5分程度に増加させている。これは終了間際に高柳が最終的に4,900万ウォッチまでウォッチ数を到達させたいと呼びかけたことによる結果だと考えられる。この日は常にリトークタップすら行わないHKTヲタに敬意を表して、SKEヲタ達はマクロ化端末の稼働を控えていたと推測される。しかし終了間際に高柳からの呼びかけもあり、既に穴井に2,000万ウォッチの差をつけていたので、終了間際だけ多くのSKEヲタが高柳の希望を実現させるため、マクロ化端末を一斉に稼働させたのではと考えられる。

こうした高柳の最終データの変遷から考えてもSKEヲタだけでもマクロ化端末を大量に導入して、160,000/5分程度の増分値の上昇を極短時間で行うことは、十分可能な状況だったということがわかる。以上の点から考えて、古畑における最終日の実際のマクロ化端末の増加状況が、左記のような推移であったと仮定しても大きく矛盾する点は見られない。


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