時間帯別平均と標準偏差の推移(BOMB) BOMB誌でのウォッチバトルには、高橋朱里(AKB)、小谷里歩(NMB)、太田夢莉(NMB)の3名が参加していた。5/4〜5/6までの間の平均と変動の推移が下記の通りである。なお、標準偏差が平均値の15%未満のものをピンク色、40%を超えるものを黄緑色で塗ってある。なお、5/3においてはUTB誌のウォッチバトルの影響のためかWebサーバへのアクセスがしづらい状況で、23:55の値が測定されていなかったので、計算対象の時間帯は21:05〜23:50となっている。 |
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5/4〜5/6のデータの特長 この3人のデータ中、標準偏差比率がが平均値の15%を下回る時間帯は小谷、高橋では3日間で3回程度だが、太田においては10回と非常に高い発生頻度になっている。平均値に関しても実は5月3日以前のデータと比べると大きく変わっている。これは明らかに5月3日にウォッチバトルを終了した上西を応援していたNMBヲタが小谷、太田の応援に移行した結果だと思われる。 |
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5/1〜5/3のデータの特長 5/1〜5/3に関してはこの3人のデータ中、標準偏差比率が平均値の15%を下回る時間帯は、主に高橋の各時間帯で頻繁に発生している。太田においては5月1日に頻繁に発生しているが、残りの2日間ではそれほど発生していない。小谷に関しては標準偏差比率が平均値の15%を下回る時間帯は一度もなかった。これは主に小谷のウォッチ数の推移を見ると頻繁に集中タイムを行っていたため、急激に増分値が上昇するタイミングがどの時間帯にも発生していたことが影響しているのだと考えられる。特にその影響は毎日21:00の集中タイムを含む時間帯に起きていることが確認されており、21:00をピークとしてその前後の時間に大きな変動があるので、それが標準偏差が高い値になる原因となっている。 |
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5/1〜5/6のデータ推移について 3名の中で太田に関しては5月3日までとそれ以降でかなり平均値が変わっている。たとえば6:05〜9:00までの平均値を見てみると、2,112(5/1)→1,206(5/2)→1,719(5/3)→6,290(5/4)→10,238(5/5)→14,662(5/6)というふうに、5月2日と比較すると5月6日の値はおよそ12.1倍という形で値を増やしている。それに対して小谷の同時間帯の平均値は2,651(5/1)→5,371(5/2)→4,391(5/3)→5,076(5/4)→8,058(5/5)→11,368(5/6)という形で、一番低い5月1日と最終日:5月6日の値を比較しても4.3倍程度で、太田の最終日の同時間帯と比べても、その平均値自体も低いものになっている。 これはどういったことが原因かと考えれば、上西のところでウォッチ活動をやっていたNMBヲタの多くが太田の方に回ってウォッチ活動を継続していたのではと推測される。平均と標準偏差:NMBメンバーまとめのところでも記載しておいたが、5月3日の上西の最終日で太田のウォッチ数は21:00以降急激に減少している。これは太田がファンに対して上西の支援に行くことを発信し、太田ヲタがそれに反応したものだと思うが、それ以前の4日間の同時間帯のデータ変動と比べても、その動きは大きく異なっている(平均と標準偏差:太田夢莉参照)。 それに対して小谷のところでは21:05〜23:00の間のデータ変動はそれ以前の2日間と比べても大きな違いはない。この時間帯の増分値をF検定してその分散に関しての違いを確認すると、5/2との比較ではP(F<=f:片側) = 0.088となり、P(F<=f:両側) = 0.176。5/1との比較ではP(F<=f:片側) = 0.153となり、P(F<=f:両側) = 0.306、というような状況になっており、5%有意水準で検定しても分散が大きく違っているとは言えない。この結果を基にし、等分散を仮定したt検定を行うと5月2日との比較でP(T<=t:両側) =0.038。5/1との比較でP(T<=t:両側) =0.471となり、1%有意水準で検定すれば、どちらも同一母集団から発生している事が予想される(特に5/2のデータ推移は5/1の動きに近いと言える)。つまり、5月3日の21:05〜23:00の間の小谷の増分値の変化は、5月1日,5月2日と比べても同程度の参加者が同じ様な行動を取っていたと言え、5月3日にとりわけ大きな動きの変化はなかったと言える(平均と標準偏差:小谷里歩参照)。 さすがに上西が古畑との差をかなり縮め、もしかしたら逆転があるかもという空気が感じ取れる23:00以降の小谷の動きには増分値の減少も見られ、上西への支援に動き出していると感じられるが、それまでの間の動きとしては太田のように他の日に比べ、大きく増分値が減少しているという状況は見られなかった。上記表にて5月2日と5月3日の21:05〜24:00の平均値が小谷では7,789(5/2)→5,964(5/3)なのに対し、太田が3,230(5/2)→1,560(5/3)と半減している点からもそうした動きが確認できる。 こうした点から考えて、太田が高橋に大きく負けているという観点から、上西の終了後に太田へより多くのNMBヲタの加勢があったということも考えられるが、どこまで状況分析ができていたのかはわからないにしても、上西ヲタの多くが太田からの支援が多かったと感じて、上西のウォッチバトル終了後に、太田のところでのウォッチ活動に積極的に参加していたのではと考えられる。また太田のデータ推移が5月3日以前とそれ以降で大きく違っている点がある。それは平均値に対する標準偏差の比率である。 太田に関しては5月1日の時点では標準偏差が平均値の15%を下回ることが多かったが、5月2日,5月3日においてはそうした現象は見られなくなっていた。特に深夜から早朝の時間帯にかけての発生頻度は低くなっていた。これは深夜、早朝の時間帯は平均値自体が低くなっているため、一時的にでも集中タイムを実施したり、小数のファンがウォッチ活動を短時間継続するだけでもその値は大きく変動し、バラツキの範囲が広くなって標準偏差に大きく影響する。これまでにも言って来たが平均値が低い時間帯こそ少人数での一時的な行動がバラツキを発生することになり、標準偏差が高くなりやすい。したがって5月3日の3:05〜6:00においては3:00付近で集中タイムを行っているせいか、3:05〜3:10の間で高い増分値となっており、それ以降急激に値が減少している。その結果、標準偏差が平均値と比較してとても高い比率になっている。 しかし、5月4日以降に関しては上西の最終日の余韻が残っている5/4 3:05〜6:00の標準偏差こそ48.08%と高い値になっているが、これはその余韻を残しながら集中タイム(3:30)を実施した事による影響だと考えられる。実際に3:35〜6:00の平均と標準偏差を計算すると、平均:6,222、標準偏差:940となり標準偏差は平均値の15%程度の値になっている。つまり、3:05〜3:30の間に発生した極めて高い増分値が標準偏差に大きな影響を与えていることがわかる。 5月4日以降で太田のところの標準偏差が平均値の15%を下回るようになった原因は、上西のところで活躍していた多くのマクロ化した端末が太田のところでウォッチ活動を始めたことが原因だろう。何度も書いていることだが、増分値の低い時間帯で一定の値に保つことは非常に難しい。なぜなら、その間に集中タイムを実施したり、ほんの30分程度でも高い値を記録するようなことが発生すると標準偏差は大きく変わってしまうからである(太田の5/4 3:05〜6:00のデータがその証拠)。にもかかわらず、太田のデータは5/4以降、標準偏差が非常に低い状態が続いている。 5月6日の時点では高橋、小谷、太田共に標準偏差が平均値の15%を下回る時間帯が発生している。5月5日,5月6日はパシフィコ横浜での写メ会が実施されていた。つまり5月6日の昼間は多くの人間がそちらの写メ会に参加するためウォッチ活動を中断していていたのであろう。結果として自動的に動いていたマクロ化端末の比率が高くなり、増分値のバラツキが少ない状況が発生したため標準偏差が低い値となった事が考えられる。特に小谷と太田の5/6のデータ推移を見てそれぞれの9:05〜12:00と12:05〜15:00を比較して、平均値もほとんど変わらず、同じような値で推移していたということになる。 太田の5/6 12:05〜15:00の標準偏差比率が若干高いように見えるが、実はこれも15:00近辺で集中タイムを行った事による影響が大きい。実際に12:05〜14:40の平均と標準偏差を計算すると平均値:20,450、標準偏差:1,636となり、標準偏差は平均値の8%という極めて低い数字となっている。これは午前中の9:05〜12:00の平均値20,285と比べてもほとんど違いがなく、9:05〜14:40とおよそ5時間半にわたりほとんどバラツキのない値で推移していたことがわかる。さらに14:45〜15:00の値を除けば、15:05〜18:00の平均値:19,864、標準偏差:1,722も非常に近い数字となっている。つまり、5/6の太田の各時間帯ではマクロ化した端末がその多くのウォッチ数を稼いでおり、人手によるウォッチ活動から発生する変動はほんの数十分を除けば非常に小さいということがわかる。 こちらの発信などから推測するに太田のところでは毎時40分に集中タイムを実施していたようだが、5月6日の写メ会は6部と7部だったので、写メ会の開始時間となる16:30前に1,900万ウォッチに届かせようと14:40頃の集中タイムを特に熱心にやっていたようだ。その結果、14:35〜14:50の15分間の増分値が通常より10,000/5分〜15,000/5分ほど増えており、そのが標準偏差に大きく影響していた。 5月4日以降のデータ推移で一番解せないのは高橋のデータ推移である。5月3日までは標準偏差が平均値の15%を下回る時間帯も多く、深夜帯にもかかわらず平均値で3,000/5分を下回ることはなかった。しかしながら、5月4日以降には15%を下回る時間帯は3回ほどしかなく、平均値が3,000/5分を下回る時間帯も発生しており、最終日の5月6日のデータ推移も決して他の日と比べ突出している状況でもない。他のメンバーでは最終日には他の日に比べ同じ時間帯のデータが2倍程度の値で推移していることが多いが、高橋に関してはそのような状況にもなっていない。終了間際の3時間の平均値はさすがに前日の2倍程度になっているが、他の時間帯はそれほど増加している状況は見られなかった。 5月4日以降最終日までの間、755での高橋の発信からは特に活動状況に大きな変化が発生しているような点を見つけることはできなかったが、標準偏差が平均の15%未満になっている時間帯が終了日付近で発生していない点から考えて、この時点でマクロ化した端末は何らかの理由で利用されていなかったということ考えられる。そのため最終日付近でウォッチ数が上がることもなく、標準偏差の値も平均値に比べ高い比率で推移していたのかと推測される。根拠こそないが、もしかしたらマクロ化端末を早めに利用していたため、そのアカウントが利用停止となっていたのかもしれない。そのくらいしか原因として思いつくことはない。 そうしたことでも起きていないと、たとえ写メ会が開催されていたことによってウォッチバトルへの参加者が少ない状況があったとしても、同じように写メ会が実施されていた5月3日のデータ推移と比較してその平均値においてほとんど差が無い、というのでは最終日のデータとしてはあまりにも寂しすぎる。高橋は5月6日の早朝に太田に抜かれ順位が逆転している。1位が取れなければ意味が無いと考え、既にあきらめていたのかもしれないが、5月6日の日中の動きはあまりにも静かすぎる。普通なら最後に何とかして2位を維持しようという気持ちがあっても良さそうなものだが、唯一気になるのはこちらの発信だろう。本人自身が写真集を出したいとは思わないとのコメントを残しているので、最終日とはいえ無理してウォッチバトルに参加しようと考える人が少なかったのかもしれない。 |
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