時間帯別平均と標準偏差の推移(UTB) UTB誌でのウォッチバトルには、込山榛香(AKB)、古畑奈和(SKE)、上西恵(NMB)の3名が参加していた。5/1〜5/3までの間の平均と標準偏差の推移が下記の通りである。なお、標準偏差が平均値の15%未満のものをピンク色、40%を超えるものを黄緑色で塗ってある。 |
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5/1〜5/3のデータの特長 この3人のデータ中、標準偏差比率が平均値の15%を下回る時間帯は込山では発生していないが、古畑、上西に関しては発生頻度が非常に多い。これは明らかにマクロ化した端末の影響かと思われる。古畑においては人が多く集まっていると想定される時間帯でも20%前後の値にまとまっているケースが多いので、人手によるウォッチ活動が少ないと予想される昼間の時間帯では、マクロ化した端末が影響が大きいものと考えられ、標準偏差比率がとても小さくなっている。上西においても大体古畑と同時間帯で標準偏差比率が小さくなっており、15%以下の値となっている回数は上西の方が多い。特に顕著なのは5月3日の昼間の時間帯である。この日は覚えている人も多いかと思うが、大阪でAKBの写メ会が実施されていた。そのため多くのAKBGファンはそちらに参加しており、ウォッチ活動はなおざりにされていたのではと思われる。にもかかわらず最終日のせいか増分の平均値は、前日の同時間帯より大幅に増えており、それに対する標準偏差の値は深夜早朝の時間帯と比べても非常に低い。普通、平均値が上がればそれに伴ってバラツキの範囲も広くなり、標準偏差の値は大きくなるものだが、この時間帯の標準偏差は非常に小さな値になっている。 たぶんこの時間帯は古畑、上西共にかなりの台数のマクロ化した端末が自動でウォッチ数を稼いでいたのであろう。ちなみに5/3 9:05〜12:00の間の古畑の増分値は最大値:26,573/5分、最小値:21,203/5分であり、上西の値は最大値:26,499/5分、最小値:17,640/5分である。平均値が20,000を超えているのにかなり狭い範囲で増分値が推移している。 それに対して込山の標準偏差比率が高くなっているのは、基本的な増分値が低いことが原因だろう。そのため一時的にでもウォッチ活動に参加する人間が増えると、その影響で標準偏差の値は非常に高いものになる。そうした一時的な参加者がおらず増分値の急激な上昇が発生していない時間帯は、平均値に対して大体25%〜40%の範囲の値で標準偏差は推移しているようだ。 ここで一番疑問に思うのが上西に5/2 18:05〜21:00のデータだ。この時間帯の標準偏差比率は他の時間帯に比べ異常に高い。確かに集中タイムなどを実施すれば大きく標準偏差の値を押し上げる効果はある。しかしそれ以前に増分値が10,000/5分程度で推移している上西がその値を急上昇させるには、かなりの人間がウォッチ活動に参加しないと標準偏差の値を大きく上げることは難しい。実際のところ、この時間帯で大きく数字を上げているのは20:55と21:00のわずか10分間程度である。33,146/5分(20:50)→47,824/5分(20:55)→58,323/5分(21:00)とわずか10分程度の間に25,000ほどその増分値を上げている。増分値は5分間で発生したウォッチ数だから、25,000上げるには1台で最大200/5分のウォッチが可能だと仮定しても、125台の端末がわずか10分間程度で増えたことになる。20:50の時点では33,146/5分だったわけだから、わずか10分間ほどの短時間でそれまでウォッチしていた端末の75%程度が増えたということになる。いくら集中タイムを実施していたとは言え、まだ最終日の前日の上、既に古畑との差が約500万ウォッチほどついている状況で、これほどの人間が短時間で集まる理由がわからない。 さらに不思議に感じるのはこの58,323/5分(21:00)がその後41,563/5分(21:05)→36,3955分(21:10)と10分程度でまた元に戻っているという点である。通常大勢の人間がウォッチ活動をしていると、短時間で急激に増分値が増えることは時々あるが、その場合暫くその近辺の値で推移し、徐々に減っていくケースが多い。そうした点から考えても上西のこのごく短時間での増分値の変化には違和感を感じる。この詳細に関しては既に「それは前日から始まっていた?」の章に記載してあるので、そちらを参照していただきたい。 いずれにしても古畑、上西に関しては多くの時間帯でマクロ化した端末が活躍していたことは間違いない。まあ同じ条件で動かしていたわけだから、台数をどれだけ増やせるかという点ではファンの熱意とも感じられるのでそれを不正と言うつもりもないが、問題なのは、最終日の21:05〜24:00の間のウォッチ数の増加が、果たしてSNSツールの呼びかけで多くの人が一気に参加したとか、そのタイミングでマクロ化した端末を増やしたということで矛盾しないかという点にある。 その詳細については後ほど検討する。 |
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