実はそのサイトではこのイベントに参加する各メンバーのウォッチ数を自動的に収集するシステムが出来ており、30分おき、15分おき、5分毎と各メンバーの情報が詳細に記録されていた ものだった。

30分おき、15分おきの情報では指摘できないことでも、5分毎のデータがわかると判明することも多い。

そこの情報を見てまず思ったのはあまりにもウォッチ数の増え方が急すぎて異常な点があるということだった。今回の競争はあくまでも人手によるウォッチ数の獲得を競っているのだから、人間の限界を超えた操作ができるわけもない。また、人間というのはその行動に於いて 同様の行動を長時間続けていると、必ず一定のパターンが出来てくる。特に今回のような単純作業を繰り返す場合、特徴的な行動パターンが必ず出来るものだ。

こうした点に注目しこの詳細な結果を使って一体そのときに何が起きたのかを検証してみることにした。