時間別ウォッチ数内訳(推論値) 前述の「5月3日 21:00〜23:00のデータ解析」の章で解析した「やじうまウォッチ」の内容について詳細に検討してみる。やじうまウォッチの対象となる参加者にどんな立場のものが多いかを考えてみた。大きく分けて下記の3タイプが上げられるのではないだろうか。
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上のやじうまウォッチのデータ推移を見るといくつかのピークが見られる。ピークとして見られる時間は21:45、22:00、22:25、22:45、22:55と大きく分けて5つある。そのうち22:00、22:55のピークは今まで毎時50分に行われていた集中タイムがこの日にも行われていた可能性が高い。 残りの21:45、22:25、22:45のピークをもたらした参加者はSNSツールによる情報を元に参加した可能性がある。今までの上西のところでこの時間帯に参加者が増えるような傾向はなかった。したがってこの時間帯に集まった参加者は最終日だけは上西支援を最初から考えていたNMBヲタやSNSツールなどでの当日の情報に刺激されて上西のところでのウォッチ活動を始めたものが多く参加した可能性がある。 |
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この時間帯において同時に他誌でのウォッチバトルに参加していて自身の最終日を迎えていないNMB:小谷、NMB:太田、HKT:穴井の増分値の推移を確認すると、上の表のような状況になっている。小谷のところでウォッチ活動している小谷ヲタ達は前日と同様に毎日定例となっている21:00の集中タイムを行っており、そのウォッチ数を前日と比べても大きな変化は見られない。ただ、21:30〜22:05の増分値が若干少ないよう形にはなっているが、小谷の22:10以降の数字は特に前日と比べて大きく落ち込んでいるということもないので、この時間帯には全面的に上西への協力体制に移行していたとは思えない。また、この時点で古畑との差は600万近く有り逆転は不可能と思われていたのだから、自分ところでのウォッチ活動をおざなりにして、上西の支援に行く意義を感じていた小谷ヲタは少なかったと思われる。 しかし、太田のところでの増分値の推移を見てみると21:30以降、前日との比較でかなり数字を落としていることがわかる。21:50〜22:00には前日比2割台まで数字が落ち込んでいる。また、太田の5月3日の755での投稿を見るとこの日が終わるまでは上西への支援を行うようにファンに対して積極的に書き込んでいる。たぶんこのあたりの投稿が21:30〜22:00頃の間に書き込まれた投稿かと思うが上西への支援を積極的に発信している。こうした点から見ると太田ヲタを中心としたNMBヲタには21時台の上西の数字の上昇に寄与していた可能性は高い。 また、穴井の増分値の動きを見てみると数字の動きとしては、21:30頃までは急激に上昇して21:40過ぎから少しずつ落ちてきているが、23:00頃までは大きな落ち込みが発生している状況ではない。これは21:30頃の高柳の集中タイムに合わせた動きだろうと思われる。高柳は21:40以降にこの日の終了前に古畑の支援に行くことを提案しているが、高柳サイドでウォッチ活動していたほとんどのSKEヲタはこの21:30からの集中タイムが終わった直後に直ちに古畑支援に動いている。それは「最終日(5月3日18:00〜24:00)」の古畑と高柳の増分値の推移を見れば一目でわかる。これらは全てSKEヲタ達の自主的な動きだと考えられる。 しかしSKEヲタならば、何もを言われなくても各自が自主的に判断して古畑支援に動くことがわかっても、他のグループの者にはSNSツールでのコメントぐらいしか判断材料がないので、こうした高柳のコメントを見たら穴井ヲタ達がもう高柳のウォッチ数がそれほど上がることはなく、上西支援にいける状況だと考えることは難しかったのではと思われる。23:00時点での増分値は50,000/5分から24,000/5分程度に落ち込んではいるが、穴井ヲタたちのウォッチ活動が大きく落ち込んでいるとは思えない。もし、上西への支援に動いていたとしても22:00以降に10,000/5分〜20,000/5分ぐらいの支援しかできなかったのではないだろうか。 【2015/07/17 追記】穴井との比較がしやすいように同時間帯の高柳のデータを提示しておく。21:40以降、高柳の変動はほとんどマイナスで推移していることがわかるが、高柳の発信する情報ぐらいしか動向を知る方法がなかった穴井ヲタには、SKEヲタが21:40以降古畑の支援に動いていることはわからなかったと思われる。その為か穴井の変動はその日が終了するまでの間、高柳の変動がマイナスが連続している時間帯にもプラス/マイナスを繰り返している。 一般的なAKBGヲタ達が参加してくるのはこれ以降の時間帯であろう。なぜなら、そういう参加者ほどやじうま根性で参加してくるわけだから、上西が大きく差を縮め逆転の可能性があるという状況にならないと本当に行動するとは思えない。22:00〜23:00の間に上西は古畑との差を急激に縮めるとこになっているのであるから、やじうま的な参加者が多くなるのは23:00以降であろう。しかしながらその数はそれほど多くは無いと思われるし、いわゆる勝ち馬に乗るパターンの参加でほとんど最後の15分くらいのウォッチ数上昇に集中していると思われる。 |
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以上の点から考えて21:45、22:25、22:45の3つのピークに、SNSツールでの呼びかけに反応して不特定多数の参加者が集まったと仮定して、その参加者が集まった状況を正規分布で数値化し各ウォッチ数を予測してみた。それぞれのグループをやじうまW1(ピーク21:45)、やじうまW2(ピーク22:25)、やじうまW3(ピーク22:45)とし、やじうまW1は標準偏差7.5分、ピーク時のウォッチ数は5分間合計が45,000程度、やじうまW2は標準偏差10分、ピーク時のウォッチ数は5分間合計が55,000程度、やじうまW3は標準偏差7.5分、ピーク時のウォッチ数は5分間合計が23,500程度と考えた。 やじうまW1の標準偏差(σ)を7.5分としたのは21:17の上西の発信に反応しての動きが中心と考えたら、その反応が現れるのに10分程度は最低かかるだろうと考え、影響が出るのは21:30以降と考えた。21:45をピークとなるようにしてほとんどの値が含まれる範囲を考えたら、正規分布の場合、約95%の値が-2σ〜2σの範囲に含まれるわけだから、-2σの時刻が21:30と考えると2σ=15分となり、σ=7.5分となる。またピークの値は21:45のやじうまウォッチ総数が91,278/5分なので、そのおよそ半分になるように計算した。やじうまウォッチ全体からやじうまW1を引いた残りを最終日に加勢したNMBヲタの増加分と考えたら、積極的に参加をする意思を持ったNMBヲタより、不確定な浮動票であるSNSツールによって影響された参加者が多いと考える方が不自然である。したがってやじうま的に参加した者は多くても半分程度と考え、あとは正規分布によって配分した。 同様に考えてやじうまW2は22:05から多くの人が集まり始め20分程度でピークとなり、W3は22:30からの15分で多くの人が集まったと考えた。やじうまW2の標準偏差が大きいのはグラフを見ると21:15〜21:45に渡り比較的高い山が続いている。また多くのNMBメンバーも22時までに急激に上西が追い上げてきていることを発信していたから、この時間帯に比較的長い時間大勢の人間が参加していたことが推測される。また、もし穴井ヲタを中心とするHKTヲタ達が参加することを考えた場合、穴井のウォッチ数の変動から考えると穴井ヲタやHKTヲタの支援もこの時間帯に集中していたと思われる。したがってこの時間帯には多くの人が集中する時間が、他のピーク時より長く続いていた可能性があるので、標準偏差は10分とした。 またピークとなる値だが、やじうまW2ではやじうまウォッチ全体である104,834(22:25)の半分程度になる様にしたが、やじうまW3では95,611(22:45)の1/4程度とした。理由としては22:45の時点での参加者は、どちらかと言えばSNSでの情報に対する反応が薄い人間が遅れて参加してきた可能性が高い。第一SNSツールで情報を得て影響された人間なら、普通に考えて少しでもウォッチ数を稼ぐためには、いち早く参加することを一番に考えるはずである。そうした点から考えるとこの22:45のピーク時に参加した者は、何か理由があって遅れて参加してきた可能性が高い。このような点から考えて22:45の時点ではSNSツールによって参加した不特定多数の者より、上西の追い上げに期待するNMBヲタや周りの動きに影響された者の参加が多かったと思われるので、やじうまW3での参加者はやじうまウォッチ全体の1/4程度にした。 これらの数字の動きをグラフ化したのが下の各時間帯のグラフになる。それぞれ-2σ〜2σ(±15分、もしくは±20分)の範囲に多くの値が含まれるのがわかる。 |
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以上にように考えてやじうまウォッチ数の内訳を推測してみた。どの様な分配方法をとろうと手動ウォッチ数の予想ウォッチ数が変わるわけではないが、具体的な内訳を検討することで数字の矛盾があるかどうかが見えてくるので、一つの検討方法として参考にしてもらいたい。上のグラフではやじうまW1、やじうまW2、やじうまW3 を除いたグラフ上の青い部分がNMBヲタ加算として最終日の最終時間におけるNMBヲタ及び、その周辺のAKBGヲタのウォッチバトル参加者の加算となる。このNMBヲタ加算と上西ヲタ最低予想値との比較が下のグラフになる。 |
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NMBヲタ加算に関しては基本的には上西ヲタ達の行動を踏襲する動きをしていたと考えた方が妥当であろう。つまり、毎時間50分から始まる集中タイムを同じように経験していた可能性が高いので、今までの同様の動きをしていたと考える方が自然だと思われる。 したがって、55分や00分に大きなピークが発生し、その後急速に数字を落としていくという形が、5月3日 21:00までの上西の特長だったわけだから、行動パターンとしてはそのやり方が行われていた可能性が高い。 上のグラフを見ると、やじうまW1、やじうまW2、やじうまW3は21:55や22:55のピークを外して作成したので、この時間帯にNMBヲタ加算のピークが出ていることは当然のことなのだが、問題なのはその前後に当たる22:05や22:50の値が小さいことに注目して欲しい。この時間帯の値は元々小さく、上西ヲタ最低値や自動PC加算値でわざと大きな値をつくり、それを差し引いた結果として小さくなったわけではない。 つまり、毎時50分の集中タイムの時間帯にピークを作っていてその前後の値が小さいという事実がある以上、上西ヲタを中心としたNMBヲタが最終日においても、それまでと同様の行動をしているという一つの証拠になっている。 |
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ここまでの結果が上西の最終日の手動ウォッチ数の予想値となる。予想値の最終的な合計は上西ヲタ最低値+やじうまウォッチ数になるわけだが、それを表わした表とグラフを下に示す。なお表とグラフには比較のため前日にあたる5月2日のデータも表示しておく。さらに参考にできるよう他のNMBメンバーの最終日と前日のウォッチ数変化を確認するため、小谷と太田の表とグラフも併せて表示しておく。 |
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上西データの真実 上の棒グラフは最終日の前日となる5月2日の実測値とこちらで計算値によって求めた最終日(5月3日)の21:00〜24:00までの予想手動ウォッチ数の推移である。つまり、各時間帯において本来このように手動によるウォッチ数は推移していたのに、そこに自動化PCによって膨大なウォッチ数の加算をされたので、実測値のような推移となったというのがこちらの意見である。ちなみに計算方法としては23:00までは実測値から自動PC増加分を差し引いた値、23:05からは実測値から560,000/5分を各値から差し引いたものになっている。また、折れ線グラフは予想値と実測値の変動率の推移を比較したものである。 左記の表の倍率は5月2日の実測値と5月3日の予想値とを比較した倍率になっている。平均:4.55、標準偏差:1.68,最大値:8.58、最小値:1.35という値は、下の表にある小谷や太田の最終日とその前日比較した値と比べても決して小さいものではなく、むしろ平均倍率も高く、データが大きく動いていることがわかる。また折れ線グラフでの予想値(5月3日)の変動率推移は非常に妥当なもので、プラスでの変動が続いた後に大きなマイナスが発生するなど、その動きは過去のケースと比較してもけっして不自然だと言えるものではない。特に実測値(5月3日)の変動率が22:10以降ほとんどプラス領域で推移していて極めて異常だったのに、予想値ではプラス/マイナスを大きく動いており、人が通常の生理的な活動をしている状況を十分想定させるグラフの動きだと言える。 ウォッチ数の推移としては具体的には22:55、23:20、23:30、23:55に発生しているピークが、いわゆるやじうま参加者が終盤に参加した結果であろう。そういったやじうま的参加者が長時間ウォッチ活動をやっていたとは到底考えられない。最後の瞬間だけ一緒にやったことによって参加したつもりになって騒いでいただけだろう。23:35〜23:40頃のマイナスは前にも書いておいたが、この時点で上西のウォッチ数が古畑を追い越したため、ウォッチ活動を辞めてしまった者も数多くいたと考えられる。 最終的な数値だが21:10〜24:00の間の合計が実測値:16,367,554、予想値:4,623,870なのでその差11,743,684が自動化PCによって加算されたウォッチ数となる。したがって上西の最終的な数字は、最終的なウォッチ数(94,270,722)からその自動化PCでの加算分(11,743,684)を差し引いた82,527,038が最終的なウォッチ数と予想される。この数字は古畑の5月3日 17:10の時点のウォッチ数にも届いていないので、18:00以降に古畑陣営が1ウォッチもしていなくても上西は勝つことができなかったということになる。 |
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最後に 最後に予想値と自動PC加算された値との比較を表とグラフにしておく 。予想値自体、前日(5月2日)の値 や他のNMBメンバーの前日比などと比べても、かなり高い数値だったことが確認できているが、それにも増してこの自動PC加算された値は膨大な値になっている。予想値の合計である21:00〜24:00の3時間でおよそ500万ウォッチという数字もとんでもなく多い数字だと思われるが、同じ時間内でに1,650万ウォッチを稼ぐというのがどれほど異常なことなのか、上西ヲタ達は全くわかっていないのだろう。だから、このような数字での動きでもSNSツールで発信したから大勢の人間が集まったなどと、あり得ないことを平気で言い出す。 グラフを見ていただくとわかるが、青い棒グラフが予想値である。自動PCによる加算値はその予想値に対し、平均倍率で2.36倍、最大倍率では4.99倍とおよそ5倍近くになっているところがある。つまりあれだけいろいろな要素を検討して手動ウォッチ数を最大限に増やしたところで、自動PCでの加算はそれをしのぐ勢いでウォッチ数の加算がされていたわけだから、その勢いが尋常ではなかったことがわかる。 自動PC加算の合計は11,743,684となっている。つまり21:00〜24:00における予想ウォッチ数の2倍以上の値になっている。少なくともこれまでにSNSツールにでの発信によって大勢の人間が集まってウォッチ活動をしていたという事実を立証するような痕跡はどこにも見られない。唯一大騒ぎになっていたのは某巨大掲示板の地下スレぐらいだった。ツイッターなどでの発信によって一般の人が集まってきたというのなら、終了直後の上西ツイッターのコメント欄にそれらしき反応が数多くあっても良さそうなのに、多くは翌日の9:00以降のコメントで、終了後まもなくのコメントや翌日の日が昇るまでに書き込まれたであろうコメントは100件以下ほどしかなかった。 少なくともウォッチ活動を長時間やることより、一言コメント書く方がよっぽど簡単だろうけど、そんなコメントすら大して増えていない状況で、とてつもない数の人間が上西の為にウォッチ活動をしていたなどと考えることはできない。本当にSNSツールによる発信で多くの人がこのような数字を実現したのであれば、たった5分間のウォッチ数から計算しただけでも数千人レベルで集まっていることになる。当然、やじうま的に参加した人の中には、途中で辞めてしまったり途中から新たに参加した人間もいるだろうから、本当に全部が人手によるものだとしたら、のべ参加人数はその何倍にもなったいたはずである。もし本当にそれだけ多くの参加者がいたら、興奮冷めやらぬ状況で多くの人がコメントを残すことは十分考えられる。しかし、そういった状況があったという割にはあまりにもコメント欄が寂しすぎる。単に上西ヲタが結果を喜んでコメントを残しているようにしか見えない。こういったこと一つ一つが事実の積み重ねになる。 もし実際に上西の結果が普通に手動によるウォッチ数の加算だというのであれば、この自動化PCによる加算分に相当するウォッチ活動をどうやって人手で実施できたのかを具体的に証明すればいい。たとえば、大富豪が数千人を待機させて5分ごとに数百台ずつの端末が増やせる状況があれば絶対にできないという状況でもない。ちなみに21:00〜23:00の間で一番端末を増やす必要のあるところでは5分間で293台の端末を増やさなければならないタイミングもある(1台:200/分換算で)。いくらマクロ化した端末であったとしてもそれだけの台数を一人で動かすことは不可能だろうから、数百人に作業指示させることができる状況でないと実現できない。上西のデータ変動はこうした動き(最低:68台〜最大:293台まで5分ごとに端末が増えるような状況)がおよそ2時間にわたって続いていたということを示しているのだから、その事実をどうやって人手によって実現できたかを証明しない限り、疑惑は払拭できない。 こういったウォッチ数の増加がSNSツールでの発信によって起きるというのであれば、具体的にその事実を検証するなりして証明すればいいのではないか?事実として起きていることは上西サイドで数字が増えたという事実しかない。何も裏付けがない時点ではSNSツールによって多くの人間が集まってウォッチしたという意見も、自動的にPCで大量データを送りつけウォッチ数を水増ししたという意見も同レベルになる。少なくともこちらの意見は過去何百時間にもわたるウォッチ数の変動、同日同時間帯の他メンバーの動き、前日同時間帯での各メンバーのデータ変化など様々なデータを解析してその正当性を主張している。 どちらの意見が信じるに値するかはこのサイトを読んだ人が判断すればいいことである。 |
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