直線上に配置

5月3日 21:00〜23:00のデータ解析

23:00〜24:00のデータ解析にて最終的に560,000/5分の自動ウォッチが23時台で続いていたということがわかった。したがって21:00頃から23:00までの急上昇は自動PCによって560,000/5分になるまで順次ウォッチ数の増加が発生したと考えるのが妥当だと思われる。つまりこの行為を行った者は少しでも早く560,000/5分に持って行きたかったが、データが急に増加すると不自然に思われるので徐々に増やしていき、最終的に560,000/5分まで持って行こうと考えたのではないだろうか。そう考えると21:00頃から23:00までの増分が直線的に増えているのも納得できる。

自動PCによる増加分を考える前にまず手動でウォッチしていたと考えられる最低のウォッチ数を検討してみる。最終日とその前日とのデータ比較の章で確認したとおり、ほとんどのメンバーの最終日:21:00〜23:00のデータ変動はその前日の同時間帯の数倍の値で動いていることが多い。上西においてももし何もなければ前日(5/2)の21:00〜23:00のデータに一定の倍率をかけた数字で推移していた可能性が高い。つまり最低限前日の一定倍率をかけた値は手動でウォッチされていたと考えて差し支えないだろう。

そこで問題となるのは倍率とどの時間帯のデータを採用するかになるのだが、上西の場合、本来対象の時間帯となる21:00〜23:00のデータ変動は5/3 1:00〜3:00のデータ変動と非常に似ていることがわかっている。その上、深夜ではあるが5月3日 1:00〜3:00のほうがより多くの人が集まってたくさんウォッチしていたことも確認できている。データ変動を見ても5月2日 21:00〜23:00のデータは途中でデータの落ち込みが大きいのに対し。5月3日 1:00〜3:00のデータはより大勢の人が集まっていることもあってデータの落ち込みが少ない。出来るだけ手動によるウォッチ数は大きくなるようにしたいので、モデルデータとしては5月3日 1:00〜3:00のものを用い、その数倍したデータを最低限の5月3日 21:00〜23:00の手動によるウォッチ数として考えることとする。

時刻 増分値 時刻 増分値 倍率
 5/3  5/3  
20:20 27,483 0:20 29,716 0.92
20:25 30,674 0:25 38,919 0.79
20:30 32,537 0:30 44,106 0.74
20:35 41,759 0:35 36,715 1.14
20:40 39,178 0:40 35,410 1.11
20:45 47,342 0:45 37,284 1.27
20:50 59,100 0:50 40,918 1.44
20:55 67,960 0:55 58,511 1.16
21:00 78,300 1:00 71,551 1.09
21:05 68,567 1:05 57,084 1.20
21:10 75,201 1:10 53,302 1.41
21:15 95,835 1:15 51,684 1.85
21:20 118,397 1:20 51,138 2.32
21:25 142,056 1:25 50,899 2.79
21:30 187,749 1:30 52,221 3.60
21:35 198,311 1:35 44,714 4.44
21:40 223,690 1:40 43,286 5.17
21:45 253,981 1:45 42,988 5.91
21:50 259,963 1:50 43,683 5.95
21:55 326,888 1:55 61,809 5.29
22:00 362,811 2:00 71,110 5.10
22:05 308,880 2:05 54,449 5.67
22:10 333,844 2:10 45,272 7.37
22:15 370,812 2:15 40,994 9.05
22:20 393,194 2:20 42,480 9.26
22:25 428,024 2:25 44,232 9.68
22:30 445,875 2:30 48,570 9.18
22:35 466,007 2:35 39,570 11.78
22:40 504,994 2:40 40,216 12.56
22:45 543,538 2:45 36,988 14.69
22:50 547,701 2:50 38,083 14.38
22:55 645,501 2:55 41,845 15.43
23:00 684,562 3:00 45,500 15.05
         
平均(20:20〜21:05) 1.09
標準偏差(20:20〜21:05) 0.22
   
最大値(20:20〜23:00) 15.43
最小値(20:20〜23:00) 0.74
 
 データ比較

左の表は上西の5月3日 20:20〜23:00と0:20〜3:00の増分値データを比較したものとなっている。倍率を見ると21:05までは0.92〜1.20倍ぐらいなのに、21:10過ぎからは急激にその倍率を上げている。つまり、21:10頃から自動PCによるデータ加算がされていた可能性が高い。また、最終日のプライムタイムにもかかわらず、5月3日の早朝(前日深夜)0:20〜0:30のほうがウォッチ数が多い状況になっているという点で、いかに前日深夜の集中タイムに多くのNMBヲタが参加していたかということもよくわかる。

平均値と標準偏差は20:20〜21:05と0:20〜1:05までの値を比較し、倍率を計算したものである(全体の平均と標準偏差はあまりにも最小値と最大値の乖離が大きいので意味が無い)。この時間帯の平均倍率を採用して5月3日の21:10〜23:00までの最低手動ウォッチ数を想定することにした。平均倍率は1.09となっているので、今回は5月3日 1:00〜3:00の値を1.1倍したものを21:00〜23:00の時間帯における上西の最低手動ウォッチ数と考える。

5月3日 1:00〜3:00のデータを基準にして最低手動ウォッチ数を計算した表が右の表になる。右の表を基礎データとしてこれ以降のデータを検討していく。
時刻 増分値 時刻 増分値
 5/3 測定値   予想値
0:55 58,511 20:55 64,362
1:00 71,551 21:00 78,706
1:05 57,084 21:05 62,792
1:10 53,302 21:10 58,632
1:15 51,684 21:15 56,852
1:20 51,138 21:20 56,252
1:25 50,899 21:25 55,989
1:30 52,221 21:30 57,443
1:35 44,714 21:35 49,185
1:40 43,286 21:40 47,615
1:45 42,988 21:45 47,287
1:50 43,683 21:50 48,051
1:55 61,809 21:55 67,990
2:00 71,110 22:00 78,221
2:05 54,449 22:05 59,894
2:10 45,272 22:10 49,799
2:15 40,994 22:15 45,093
2:20 42,480 22:20 46,728
2:25 44,232 22:25 48,655
2:30 48,570 22:30 53,427
2:35 39,570 22:35 43,527
2:40 40,216 22:40 44,238
2:45 36,988 22:45 40,687
2:50 38,083 22:50 41,891
2:55 41,845 22:55 46,030
3:00 45,500 23:00 50,050
     

  
 
時刻 実測値 手動W数
予想値
自動PC
予想増分
差分
21:00 78,300 78,706    
21:05 68,567 62,792    
21:10 75,201 58,632 10,000 6,569
21:15 95,835 56,852 35,000 3,983
21:20 118,397 56,252 60,000 2,145
21:25 142,056 55,989 85,000 1,067
21:30 187,749 57,443 110,000 20,306
21:35 198,311 49,185 135,000 14,126
21:40 223,690 47,615 160,000 16,075
21:45 253,981 47,287 185,000 21,694
21:50 259,963 48,051 210,000 1,912
21:55 326,888 67,990 235,000 23,898
22:00 362,811 78,221 260,000 24,590
22:05 308,880 59,894 285,000 -36,014
22:10 333,844 49,799 310,000 -25,955
22:15 370,812 45,093 335,000 -9,281
22:20 393,194 46,728 360,000 -13,534
22:25 428,024 48,655 385,000 -5,631
22:30 445,875 53,427 410,000 -17,552
22:35 466,007 43,527 435,000 -12,520
22:40 504,994 44,238 460,000 756
22:45 543,538 40,687 485,000 17,851
22:50 547,701 41,891 510,000 -4,190
22:55 645,501 46,030 535,000 64,472
23:00 684,562 50,050 560,000 74,512
   
 自動PCでの等差級数型予想増分のシミュレーション

加算データは21:10から始まり、最終の23:00には560,000/5分の加算まで自動的に増えるもとのした。ここでは等差級数型(5分ごとに同じ量のデータが加算されていく方法)のデータ加算がされたと仮定した場合、その加算状況に矛盾がないかを検討する。

ここでの値は21:10に初期値:10,000、その後、5分ごとに25,000の加算を自動的に行ったと想定して予想増分を作成した。下のグラフは加算分と手動ウォッチ予想値の値をグラフ化し比較したものである。

上西恵755写真集ウォッチバトル−不正予測グラフ1A
 上西恵755写真集ウォッチバトル−不正予測グラフ1B

データの矛盾点

 
上のグラフは積み上げ棒グラフの部分が予想される手動ウォッチ数とPCによる自動加算分を合計したものである。折れ線グラフは実測値を表わしている。左の表を見ていただくとわかるのだが、棒グラフに相当する予想値合計と実測値の差を取ると実測値のほうが低くなっている時間帯が22:05〜22:35と22:50に発生している。実測値のデータ推移には当然最終日の最終時間帯であるのだから、通常の最終日の上乗せとは別に多くの人間が終了前の3時間ぐらいには参加していたはずである。加算とPCによる自動加算と最低限の手動ウォッチ数のみで実測値を超えてしまうとそうした参加者が全くいなかったことになり、さらにこうしたウォッチ数の急上昇を目の当たりにしてSNSツールでメンバー発信したことに影響された参加者がまったくいなかったことになる。

しかしながら、最終到着点の560,000/5分という値は前述の5月3日 21:00〜23:00のデータ解析の章で別の方法によりもたらされてものであるため変えようがない。スタート時の数値を0にしてシミュレーションしてもどこかで必ず実測値を超える時間帯が出てしまう。つまりこのような点から考えると、自動化PCによって等差級数型の加算がされたことは考えにくいし、多くの点で矛盾が発生する。したがって等差級数型の自動PCによる加算ではなかったと考え、別の方法を検討する。

 

   
時刻 実測値 手動W数
予想値
自動化PC
予想増分値
差分
21:00 78,300 78,706    
21:05 68,567 62,792    
21:10 75,201 58,632 10,000 6,569
21:15 95,835 56,852 12,000 26,983
21:20 118,397 56,252 14,400 47,745
21:25 142,056 55,989 17,280 68,787
21:30 187,749 57,443 20,736 109,570
21:35 198,311 49,185 24,883 124,242
21:40 223,690 47,615 29,860 146,216
21:45 253,981 47,287 35,832 170,862
21:50 259,963 48,051 42,998 168,914
21:55 326,888 67,990 51,598 207,300
22:00 362,811 78,221 61,917 222,673
22:05 308,880 59,894 74,301 174,685
22:10 333,844 49,799 89,161 194,884
22:15 370,812 45,093 106,993 218,725
22:20 393,194 46,728 128,392 218,074
22:25 428,024 48,655 154,070 225,299
22:30 445,875 53,427 184,884 207,564
22:35 466,007 43,527 221,861 200,619
22:40 504,994 44,238 266,233 194,523
22:45 543,538 40,687 319,480 183,371
22:50 547,701 41,891 383,376 122,434
22:55 645,501 46,030 460,051 139,420
23:00 684,562 50,050 552,061 82,451
         
  合計 1,193,536   3,461,909
 自動PCでの等比級数型予想増分のシミュレーション

加算データは21:10から始まり、最終の23:00には560,000/5分の加算まで自動的に増えるもとのした。ここでは等比級数型(5分ごとに直前値の一定倍率でデータが加算されていく方法)のデータ加算がされたと仮定した場合、その加算状況に矛盾がないかを検討する。

ここでの値は21:10に初期値:10,000、その後、5分ごとに直前値の1.20倍の加算を自動的に行ったと想定して予想増分を作成した。下のグラフは加算分と手動ウォッチ予想値の値をグラフ化し比較したものである。

 上西恵755写真集ウォッチバトル−不正予測グラフ2A
 上西恵755写真集ウォッチバトル−不正予測グラフ2B
  データの矛盾点
 
上のグラフは積み上げ棒グラフの部分が予想される手動ウォッチ数とPCによる自動加算分を合計したものである。折れ線グラフは実測値を表わしている。左の表を見ていただくとわかるのだが、棒グラフに相当する予想値合計と実測値の差を取ると予想値合計が実測値を全ての時間帯で下回っている。つまり、PCによって自動的に加算されたウォッチ数に全ての時間帯に何らかの別のデータ加算があって実測値となったということになる。そのデータ加算分がグラフの灰色で示している差分データに相当する。

しかしこのような形でデータ加算がされたと考えてもいくつかの疑問点が出てくる。それは差分データによる加算分が非常に多いという点である。予想される最低限の手動ウォッチ数合計は21:00〜23:00の間で1,193,536、それに対して差分データの合計は3,461,909となり、約3倍程度と差分データによる加算が非常に大きな値になっている。このPCによる加算を計画した者がどの様に考えていたかはわからないが、少なくともここまでのウォッチ活動では100万/1時間ぐらいの実績があったので、NMBヲタ達の頑張りがあれば200万/2時間ぐらいのウォッチ数が稼げることは予想出来たであろう。となると2時間で最低ウォッチ数の2倍程度ぐらいしか手動によるウォッチ活動は期待出来ないということになり、3,461,909という数字はSNSツールによる参加者増があったとしても、あまりにも大きすぎる数字だと言わざるを得ない(せいぜい差分データは最大でも合計200万/2時間程度ぐらいかと思われる)。

また、もう一つの疑問点として等比級数型で自動化すると、スタートからのしばらくの間は急速にウォッチ数が上昇することは期待できない。上のデータ対比のグラフを見ていただくとわかりやすいが、自動化での加算が手動での予想最低値を超えるのは22:05になっている。つまりそれまでのデータの動きでは多くの人に急激にウォッチ数が上昇しているという印象はもたれない。21:17には上西のSNSツールでのつぶやきにもあるように、短時間でのウォッチ数の上昇が認められていたわけだから、このようなわずかな数字の変動ではそうした印象を持たれる可能性は少ない。リンク先の上西のコメントにもあるように、21:00ごろにはまだ古畑と600万もの差があったわけだから、その時点ではもうあきらめているNMBヲタも多かったはずなので、その時点で差分データを裏付けるような多くのNMBヲタ集まったとは考えにくい。

さらに別の観点から考えて、果たしてこういったことを考える人間がPC:1台でそんなことをするのかという点である。それ以前にマクロ化した端末で長時間にわたる自動化ツールを利用していると、アカウントの利用停止を受けるという書き込みが数多くあったわけだし、もし1台だけでやっていて途中でアカウントの利用停止を受けたり、何らかの不具合が起きてデータ送信がうまくいかなかった場合、計画自体が無駄になってしまう。こうした点から考えてもそれほど多くはないにしろ、複数台のPCでデータの自動送信をしていた可能性のほうが高いと思われる。

ただ複数台でやるにしてもあまり台数を多くすると実績値のような直線的な増分変動を意図的に作るのは難しい。したがってそれほど多くない台数で、なおかつバックアップ体制が取れる形でデータの自動送信をしていたと思われる。

 
時刻 実測値 手動W数
予想値
PC1
増分値
PC2
増分値
差分
21:00 78,300 78,706      
21:05 68,567 62,792      
21:10 75,201 58,632 5,000 10,000 1,569
21:15 95,835 56,852 6,000 22,500 10,483
21:20 118,397 56,252 7,200 35,000 19,945
21:25 142,056 55,989 8,640 47,500 29,927
21:30 187,749 57,443 10,368 60,000 59,938
21:35 198,311 49,185 12,442 72,500 64,184
21:40 223,690 47,615 14,930 85,000 76,145
21:45 253,981 47,287 17,916 97,500 91,278
21:50 259,963 48,051 21,499 110,000 80,413
21:55 326,888 67,990 25,799 122,500 110,599
22:00 362,811 78,221 30,959 135,000 118,631
22:05 308,880 59,894 37,150 147,500 64,336
22:10 333,844 49,799 44,581 160,000 79,464
22:15 370,812 45,093 53,497 172,500 99,722
22:20 393,194 46,728 64,196 185,000 97,270
22:25 428,024 48,655 77,035 197,500 104,834
22:30 445,875 53,427 92,442 210,000 90,006
22:35 466,007 43,527 110,931 222,500 89,049
22:40 504,994 44,238 133,117 235,000 92,640
22:45 543,538 40,687 159,740 247,500 95,611
22:50 547,701 41,891 191,688 260,000 54,122
22:55 645,501 46,030 230,026 272,500 96,946
23:00 684,562 50,050 276,031 285,000 73,481
           
  合計 1,193,536     1,700,593
   
 自動PCでの混合型予想増分のシミュレーション

加算データは21:10から始まり、最終の23:00には560,000/5分の加算まで自動的に増えるもとのした。ここでは等比級数型(5分ごとに直前値の一定倍率でデータが加算されていく方法)のデータ加算と、等差級数型(5分ごとに同じ量のデータが加算されていく方法)のデータ加算の両方が行われた仮定した場合、その加算状況に矛盾がないかを検討する。

ここでの等比級数型の値は21:10に初期値:5,000、その後、5分ごとに直前値の1.20倍の加算を自動的に行ったと想定し、等差級数型の値は21:10に初期値:10,000、その後、5分ごとに直前値の12,500ずつの加算を自動的行いて予想増分を作成した。下のグラフは加算分と手動ウォッチ予想値の値をグラフ化し比較したものである。
 上西恵755写真集ウォッチバトル−不正予測グラフ3A
 上西恵755写真集ウォッチバトル−不正予測グラフ3B

データの矛盾点

このようにPCによって自動的に増加させるパターンを等差型と等比型を組み合わせると非常にスムーズに増加させることができ、なおかつ複数台に分割して行うことで途中でアカウント停止させられたり、不具合が起きたときのリスクを分散させることも可能になる。具体的にさらに等比級数型を2台に分割するのであれば初期値:2,500で5分ごとに1.2倍するような形でデータを送り込めばいいだろうし、等差級数型を2台に分割するのであれば、初期値:5,000ずつに分け、5分ごとの増分を6,000と6,500ずつで増やしたり、ちょうど半分の6,250ずつで増やすとか、いろんなパターンで増加させるやり方がある。簡単に言えば等差級数型全体で5分間に12,500ずつ増えるようにすればいいだけということである。

また、差分データの合計値も170万ほどになっており、そのうちの最低手動ウォッチ数合計に相当する120万が最終日のNMBヲタの加算分で、50万ほどがこの急激なウォッチ数の上昇を知ってやじうま的に参加した連中による増加分と考えれば、非常に妥当な数字かと思われる。

また、スタート近辺での増加分も15,000(21:10)、28,500(21:15)という具合にわずか10分間に43,500というように、本来何もなければ57,000/5分ぐらいで推移していた時間帯に、わずか10分で2倍近くの値に増えるという急激な増加になっているので、それを見た上西達が信じられないぐらいの急上昇だと感じていてもおかしくない。実際にはこれに差分データがさらに加算されるのだが、その加算分は最初は小さく21:30過ぎぐらいから徐々に増えてくる形になる。つまりそういう人工的な急上昇が先に発生し、それに煽られて多くに人間が行動し始めたと考えた方が非常に納得のいく論理だと思われる。

5月3日の21:00過ぎの頃はまだ古畑とは600万近くの差が有り、多くのNMBヲタもそれを覆せるとは思っていなかったはずである。その時点から前日までの動きとは違い(それまでは毎時50分から集中タイムを作っていたので、00分を過ぎると大きくウォッチ数を減らしていた)、21:10〜21:30の間に急激なウォッチ数の増加をもたらしている現象は、多くの人がSNSツールでの発信に反応して、短時間に集まってウォッチ活動した結果だと言うにはあまりにも根拠が乏しい時間帯だと言える。

普通に考えればウォッチ数の増加が考えられたとしても、最後の30分ぐらいを除いては各時間帯において前日比での2〜3倍ぐらいのウォッチ数が妥当なところだろう。となると前日の上西の実績から考えて、21時から23時の間でNMBヲタが実現できる最大のウォッチ数は、120,000/5分〜150,000/5分ぐらいの値になるものと推測される。そうであれば、実測値が400,000/5分や500,000/5分となっているものが全て手動による値だとすると、その差となる28万〜35万ぐらいが他のAKBGヲタ達などからの支援によってウォッチされた数ということになってしまう。いくらSNSツールで発信したところで、元々応援しているNMBヲタの2倍以上の支援が得られるとは到底思えないし、そうしたことが起きたと言えるような具体的な痕跡も見られない。

以上の点から見ても21:00〜23:00増加分には自動PCによる加算が行われており、その内容として組み合わせ型での自動PC送信モデルを適用してもデータ推移に大きな矛盾点は見つからない。したがって自動PCによるデータ送信モデルとしてはこのデータを採用することとする。

こうして得られた差分データが下の表とグラフになる。 これ以降この差分データのことをやじうま的参加者によるウォッチ数なので「やじうまウォッチ」と呼ぶこととする。このやじうまウォッチを発生させているのはいくつかのグループに分けられると考えた。

  1. 今まで上西のウォッチ活動にあまり参加していなかったが最終日ということで協力したNMBヲタ
  2. 現在まだ自分自身のウォッチ活動をしていて、自身の最終日にNMBヲタの協力を期待する穴井ヲタ及びHKTヲタ
  3. SNSツールや地下スレなどで上西のデータが急上昇していることを知ったやじうま的AKBGヲタ

やじうまウォッチのデータ変動を見ると明らかにいくつかのピークが発生しているのがわかる。それぞれのピークにどういう意味があるのかを考え次の章では上にあげた各グループ毎でどういうタイミングでウォッチ活動をしていたのかを推察してみる。

時刻 実測値 手動W数
最低予想値
自動PC
加算合計
やじうま
ウォッチ
21:00 78,300 78,706 0 0
21:05 68,567 62,792 0 0
21:10 75,201 58,632 15,000 1,569
21:15 95,835 56,852 28,500 10,483
21:20 118,397 56,252 42,200 19,945
21:25 142,056 55,989 56,140 29,927
21:30 187,749 57,443 70,368 59,938
21:35 198,311 49,185 84,942 64,184
21:40 223,690 47,615 99,930 76,145
21:45 253,981 47,287 115,416 91,278
21:50 259,963 48,051 131,499 80,413
21:55 326,888 67,990 148,299 110,599
22:00 362,811 78,221 165,959 118,631
22:05 308,880 59,894 184,650 64,336
22:10 333,844 49,799 204,581 79,464
22:15 370,812 45,093 225,997 99,722
22:20 393,194 46,728 249,196 97,270
22:25 428,024 48,655 274,535 104,834
22:30 445,875 53,427 302,442 90,006
22:35 466,007 43,527 333,431 89,049
22:40 504,994 44,238 368,117 92,640
22:45 543,538 40,687 407,240 95,611
22:50 547,701 41,891 451,688 54,122
22:55 645,501 46,030 502,526 96,946
23:00 684,562 50,050 561,031 73,481
上西恵755写真集ウォッチバトル−やじうまウォッチグラフ


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