総括 これまで検証してきた結果をまとめてみる。
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先ほどの上西、古畑の差分-増分比のグラフをもう一度見てみる。先ほど指摘したのは上西の動向では追いつき始めた(差が減り始めた)タイミング以前に大きくその作業スピードを増しているということだった。逆に言うと大きく動き始めているのに差がなかなか縮まらない時期が少なくとも30分程度はあったということになる。それはなぜなのかという疑問がわくかもしれない。 答えは単純なことでその期間は差を縮められるほどのスピードに達していなかっただけである。どうだろう、上のグラフで差が縮まってきているように見えるのは上西の増分比が50を割り始めてきた頃ぐらいからではなかろうか。そこから一気に差を縮め始めて来ている。 スピードの変化としてみると20:30〜21:30ぐらいの間の方がおよそ3倍ぐらいにスピードの変化は見られるが、実際に差が縮まるのはかなりのスピードが出ないと変わらないって事になる。このあたりが人の記憶と実際との違いかと思われる。人の記憶や印象だと急激に速度が速くなって差がなくなってきたと表現するが、実際のところは急激に速度を増して、その速度が長時間維持されたため差がどんどん詰まってきたというのが正しい表現かと思う。 実際に上西のスピードが速まるにつれて古畑のスピードも速くなってきてその差はわずかのように見えるが、実際の22:00過ぎからののスピード差は2倍ぐらいの違いがある。常に約300,000/5分ぐらいの違いがあり、これは一人あたり40/分で換算すると毎分1,500人ぐらい上西陣営の方が参加人数が多いことになる。人はずっとこんなことを全力でやり続けることは不可能だから、10分間隔で参加者が入れ替わったと考えたら、1時間で武道館をいっぱいにできるぐらいの人が参加したことになる。全国規模で人気のあるNMBメンバーが声をかければそんなことも起きるかもしれないが、この22:00以降の上西のスピードが如何に現実離れしたものかおわかりいただけると思う。 |
なぜこんな事が起きたのか NMBファンからすれば単純に大量のNMB応援団が急遽集まったからということになるんだろうが、現実にはそんなレベルで解決する問題でなかったことは明らかだった。はっきり言えば単にエスカレートしたNMBとSKEの両陣営のファン同士の意地の張り合いから、最後は一部の人間が競争自体をむちゃくちゃにしてしまったというのが事実だろう。 今回の件が上西氏本人に問題があったとは思えない。単に一部のファンが暴走した結果だろう。たとえば手動以外の方法でウォッチ数を稼ぐとしても下記サイトのようなものはギャグとして笑い話にもなるが、本件サイトで指摘したレベルは明らかな755への業務妨害としか言えない。私はこのイベント後にもまだ続いていた高柳が参加するFLASHのウォッチ数競争に関して、SKEファンの集うまとめサイトで「今後また同じようなことがまたあってもこちらからは不正なことに加担するようなことはやめよう。それは本人も望まないはずだから。」とコメントしたが「もう本人だけの問題じゃない」という声も聞いた。ファン心理というのはどの立場でも同じようなものである。 https://www.youtube.com/watch?v=vge-2fuhQnU 一般的に熱意を持ったファンは暴走しがちである。だからと言って、多くの人がそれぞれの想いをもって参加したイベントが、一部の人間に壊されていたとしたらそれを放置しておくわけにもいかない。第一、このような疑惑をもたれて写真集を出すことが果たしてご褒美になるのだろうか?ある意味罰ゲームになっていないだろうか?一番の被害者は上西氏本人である。 このような疑惑をもたれて写真集を出してしまったら、その写真集にはこういう禍根があるということが残ってしまう。本人が納得して出すのならいいが、まったくそうしたことを知らずに出してしまい後でこんなことがあったということを知ったら、果たして本人は納得できるのだろうか? もしこのサイトを上西氏のファンの方が見ていたら出版社に連絡してあげてほしい。「こんな言いがかりをつけているサイトがあるので、上西恵写真集発刊に際しては出版社として競争に不正はなかったという専門家の意見を公表する形をとってほしい。」という声を上げるのが一番ではないだろうか。少なくとも現時点でもデータは残っており、分析はできるのだから。 専門家の意見としてこの記事の内容が間違っていて明らかにおかしいことを証明されたら、即座にこのサイト自体を削除することを約束しておこう。できればそうなってほしい。 |
数字の想い 人の手によって作られた数字には必ずその人の思いがこめられる。数字を解析すると自ずとその人の思いが見えてくる。今回の解析をやって改めてそう思った。きちんと内容を分析すると単なる数字に人の息吹さえ聞こえてくる気がした。残念ながら上西の最終日21:00以降、古畑の22:00以降の数字にはそうした人の息吹のようなものは感じられなかった。しかし同じ時間の高柳の数字から見える姿はそれとはまったく逆だった。その差は歴然としていた。 |
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